副詞(adverb):粗く、大まかに、粗雑に。物理的には粒や切り方が大きいことを指し、比喩的には態度や言葉遣いが粗野・無礼であることを意味する。
/ˈkɔːrsli/
Coarsely chop the onions before adding them to the pot.
鍋に入れる前に、玉ねぎを粗く刻んでください。
He spoke coarsely to the waiter, which embarrassed everyone at the table.
彼はウェイターに粗野な言い方をしたので、テーブルにいた全員が恥ずかしい思いをした。
形容詞 coarse(粗い)に副詞を作る接尾辞 -ly が付いた形。coarse の語源は中英語の cors に遡り、「普通の、粗末な」という意味で使われていた。もともとは「通常の流れ」を意味する course と関連があったとされ、「普通の=上質ではない=粗い」という意味の変化を経て、現在の「粗い、粗雑な」という意味が定着した。
チャールズ・ディケンズの『大いなる遺産』(Great Expectations)では、主人公ピップの育ての親であるジョーの素朴で粗削りな生活を描写する際に coarsely が使われ、上流社会との対比が強調されている。また、トーマス・ハーディの『テス』(Tess of the d'Urbervilles)でも、田舎の労働者の暮らしや振る舞いを描く場面で、この語が自然な文脈で登場する。