長期間にわたって雨がほとんど降らず、水不足が生じる状態。干ばつ(かんばつ)。また、比喩的に「何かが長く欠乏している期間」という意味でも使われる。
/draʊt/
The drought destroyed most of the crops this year.
今年の干ばつで、作物のほとんどが壊滅した。
After a prolonged drought that lasted nearly three years, the government was forced to implement strict water rationing across the entire region.
約3年にわたる長期的な干ばつの後、政府は地域全体で厳しい水の配給制度を実施せざるを得なかった。
古英語の drugoþ(乾燥)に由来し、drūgian(乾く)という動詞から派生した語である。ゲルマン祖語の draugiz にさかのぼり、「乾いた状態」を意味していた。中英語では droughte と綴られ、現代英語の綴りに変化した。末尾の -ght は発音されないが、歴史的な綴りの名残として残っている。
John Steinbeck『The Grapes of Wrath』(怒りの葡萄、1939年) — 1930年代のアメリカ中西部を襲った大干ばつ(ダストボウル)とその影響を受けた農民一家の苦難を描いた作品で、drought は物語全体の背景として重要な役割を果たしている。
T.S. Eliot『The Waste Land』(荒地、1922年) — 精神的・文化的な荒廃を象徴する詩の中で、水の欠乏や乾いた大地のイメージが繰り返し描かれ、drought の概念が詩全体を貫くモチーフとなっている。
Paolo Bacigalupi『The Water Knife』(2015年) — 深刻な水不足に直面する近未来のアメリカ南西部を舞台にしたディストピア小説で、慢性的な drought が社会崩壊の引き金として描かれている。