区別がつかない、見分けがつかないという意味の形容詞。二つ以上のものが非常に似ていて、違いを認識できない状態を表す。
/ˌɪndɪˈstɪŋɡwɪʃəbl/
The twins were indistinguishable from each other.
その双子はお互いに見分けがつかなかった。
To the untrained eye, the replica was indistinguishable from the original masterpiece, fooling even seasoned art collectors.
素人の目には、その複製は本物の傑作と見分けがつかず、経験豊富な美術収集家さえも騙した。
ラテン語の distinguere(区別する)に由来する distinguishable(区別できる)に、否定の接頭辞 in- が付いた語。16世紀頃から英語で使われ始めた。**dis-**(離れて)+ stinguere(突き刺す、印をつける)という構造で、元々は「印をつけて分ける」という意味から「区別する」へと発展した。その否定形として「区別できない」という現在の意味が生まれた。
アーサー・C・クラークの有名な第三法則(Clarke's Third Law)に登場する:*"Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic."*(十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない。)これはSF文学や科学哲学において最も広く引用される一文の一つである。
フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(*Do Androids Dream of Electric Sheep?*)では、人間とアンドロイドがほぼ indistinguishable であるという主題が物語の核心を成している。
アラン・チューリングの論文 *"Computing Machinery and Intelligence"*(1950年)では、機械の知性が人間と indistinguishable であるかどうかを判定する「チューリングテスト」の概念が提唱された。