「あそこに」「向こうに」という意味で、話し手から離れた場所や方向を指す副詞・形容詞。日常会話ではやや古風・文学的な響きを持ち、特にアメリカ南部の方言や詩的表現で使われることが多い。
/ˈjɒn.dər/(イギリス英語) /ˈjɑːn.dɚ/(アメリカ英語)
Do you see that house yonder?
向こうに見えるあの家が見えますか?
The travelers gazed at the mountains yonder, wondering what lay beyond the mist-covered peaks.
旅人たちはあの向こうの山々を見つめ、霧に覆われた峰の先に何があるのだろうかと思いを巡らせた。
古英語の geond(向こうに、あちらに)に由来し、ゲルマン語系の言葉として発展した。オランダ語の ginder やドイツ語の jener(あの)とも同じ語根を共有している。中英語期に yonder の形に変化し、遠くの場所を指す語として定着した。かつては日常語だったが、現代英語では文学的・方言的な表現として残っている。