frailty は、身体的または精神的な「もろさ」「弱さ」を意味する名詞です。また、人間の道徳的な弱さや欠点、つまり「人間的な弱み」という意味でも広く使われます。
/ˈfreɪl.ti/
古フランス語の fraileté(弱さ)から中英語に入った言葉で、さらにその起源はラテン語の fragilitas(もろさ、壊れやすさ)に遡ります。ラテン語の fragilis(壊れやすい)が語根であり、英語の fragile とも同じ語源を共有しています。
Despite her frailty, she walked to the garden every morning.
体が弱いにもかかわらず、彼女は毎朝庭まで歩いていった。
The novel explores the frailty of human nature and how easily people are tempted by power.
その小説は人間性のもろさと、人がいかに容易に権力に誘惑されるかを描いている。
最も有名な用例は、シェイクスピアの『ハムレット』(Hamlet, 1601)における台詞です。
"Frailty, thy name is woman!"(もろさよ、汝の名は女なり!)
ハムレットが母ガートルードの再婚の早さを嘆く場面で発せられるこの言葉は、人間の道徳的な弱さを象徴する表現として広く知られています。
また、ジェーン・オースティンの『マンスフィールド・パーク』(Mansfield Park, 1814)でも、登場人物たちの道徳的な弱さを描く際に frailty という概念が繰り返し用いられています。