/ˈaɪ.ɒn/ (イギリス英語) /ˈaɪ.ɑːn/ (アメリカ英語)
電荷を帯びた原子または分子のこと。原子が電子を失うと正の電荷を持つ陽イオン(cation)になり、電子を得ると負の電荷を持つ陰イオン(anion)になる。化学や物理学の基本的な概念である。
Salt dissolves in water by separating into positive and negative ions.
塩は水に溶けると、陽イオンと陰イオンに分かれる。
The lithium-ion battery has revolutionized portable electronics by providing a lightweight, rechargeable power source with high energy density.
リチウムイオン電池は、軽量で高エネルギー密度の充電式電源を提供することで、携帯型電子機器に革命をもたらした。
ギリシャ語の ion(ἰόν)に由来し、「行くもの」という意味を持つ動詞 ienai(行く)の現在分詞である。1834年にイギリスの物理学者マイケル・ファラデー(Michael Faraday)が、電解質溶液中で電極に向かって「移動する」粒子を表すためにこの語を導入した。電場の中で電荷を帯びた粒子が移動する性質に着目した命名である。