蜃気楼(しんきろう)。光の屈折によって遠くの物体や風景が浮かんで見える現象。転じて、実現しそうにない幻想や、手の届かない夢・希望を指す。
/mɪˈrɑːʒ/
The travelers saw a mirage in the desert and thought it was water.
旅人たちは砂漠で蜃気楼を見て、水だと思った。
His dream of becoming rich overnight turned out to be nothing more than a mirage, vanishing the moment he reached for it.
一夜にして金持ちになるという彼の夢は、手を伸ばした途端に消えてしまう蜃気楼に過ぎなかった。
フランス語の mirage に由来し、元はフランス語の動詞 mirer(じっと見つめる)から派生した。さらにさかのぼると、ラテン語の mirari(驚く、不思議に思う)に行き着く。この語根は miracle(奇跡)や mirror(鏡)とも共通しており、「目に映る不思議なもの」というニュアンスが根底にある。英語には19世紀初頭にフランス語から借用された。