vocation は、天職や使命感を伴う職業・仕事を意味する名詞です。単なる「仕事」ではなく、自分が心から向いている、または神や運命に導かれて就くべき仕事というニュアンスがあります。
/voʊˈkeɪ.ʃən/
She felt that teaching was her true vocation.
彼女は教えることが自分の天職だと感じていた。
After years of searching for meaning in various careers, he finally discovered his vocation in medicine and dedicated the rest of his life to helping others.
さまざまな職業で意味を探し求めた末、彼はついに医学に天職を見出し、残りの人生を人助けに捧げた。
ラテン語の vocatio(呼びかけ、召命)に由来し、さらにその語源は vocare(呼ぶ)です。もともとキリスト教において、神から「呼ばれる」こと、すなわち聖職への召命を意味していました。中世以降、宗教的な意味から広がり、自分が強く惹かれる仕事や使命全般を指すようになりました。英語には15世紀頃にフランス語を経て取り入れられました。
マックス・ウェーバー『職業としての学問』(Wissenschaft als Beruf, 1917年) — ウェーバーはこの講演で、学問を単なる職業ではなく vocation(天職・召命)として捉えることの意義を論じました。英訳タイトルは Science as a Vocation として広く知られています。
トーマス・マートン『七重の山』(The Seven Storey Mountain, 1948年) — マートンは自伝の中で、修道士としての vocation に至るまでの精神的な旅路を詳細に描いています。
ジェイン・オースティン『マンスフィールド・パーク』(Mansfield Park, 1814年) — 聖職者としての vocation が登場人物たちの間で議論される場面があり、当時の英国社会における天職観が反映されています。