経済において、物価が極めて急速かつ制御不能なほどに上昇し続ける現象。通常のインフレーションをはるかに超える速度で通貨の価値が下落し、経済全体に深刻な混乱をもたらす状態を指す。一般的に月間インフレ率が50%を超える場合に用いられる。
/ˌhaɪ.pɚ.ɪnˈfleɪ.ʃən/
Germany experienced hyperinflation in the 1920s, making its currency nearly worthless.
ドイツは1920年代にハイパーインフレーションを経験し、通貨はほぼ無価値になった。
When hyperinflation spirals out of control, ordinary citizens may find that their life savings cannot even buy a loaf of bread, forcing governments to issue banknotes in increasingly absurd denominations.
ハイパーインフレーションが制御不能に陥ると、一般市民の生涯の貯蓄でパン一斤すら買えなくなり、政府はますます途方もない額面の紙幣を発行せざるを得なくなる。
ギリシャ語の接頭辞 hyper-(「超えて、過度に」の意)と、ラテン語 inflatio(「膨張」の意、inflare「膨らませる」に由来)を組み合わせた語。inflation が経済用語として「物価の持続的上昇」を意味するようになったのは19世紀半ばで、hyperinflation は20世紀に入り、特に第一次世界大戦後のドイツやオーストリアの経済危機を記述するために広まった。「通常のインフレを超えた、異常なインフレ」という意味を端的に表す造語である。