矛盾語法(むじゅんごほう)——互いに矛盾する意味を持つ二つの語を組み合わせて、一つの表現とする修辞技法。また、その表現自体を指す。例えば「公然の秘密」「残酷な優しさ」など。
/ˌɒk.sɪˈmɔː.rɒn/(イギリス英語) /ˌɑːk.sɪˈmɔːr.ɑːn/(アメリカ英語)
"Cruel kindness" is a classic oxymoron.
「残酷な優しさ」は典型的な撞着語法である。
The phrase "deafening silence" is an oxymoron that writers often use to describe a moment so quiet it feels overwhelming.
「耳をつんざくような沈黙」は、圧倒されるほどの静けさを表現するために作家がよく用いる撞着語法である。
ギリシャ語の oxys(鋭い、賢い)と moros(鈍い、愚かな)を組み合わせた語で、ラテン語 oxymoron を経て英語に入った。つまり、「oxymoron」という語自体が「鋭い+鈍い」という矛盾を含んでおり、まさにそれ自身が撞着語法になっているという、非常に自己言及的な言葉である。