自己言及(じこげんきゅう)。自分自身に言及すること。ある文や体系が、それ自体を対象として指し示す行為や性質のこと。
/ˌsɛlf ˈrɛfərəns/
The book contains a lot of self-reference, with characters talking about the story itself.
その本には自己言及が多く、登場人物たちが物語そのものについて語っている。
The philosopher argued that self-reference lies at the heart of consciousness, since the mind must be able to reflect upon its own processes to be truly aware.
その哲学者は、心が真に意識を持つためには自らの過程を省みる能力が必要であるため、自己言及こそが意識の核心にあると主張した。
self と reference の複合語。self は古英語の self(自分自身)に由来し、ゲルマン祖語にさかのぼる。reference はラテン語の referre(持ち帰る、関連づける)から、古フランス語を経て英語に入った。この二語を組み合わせて「自分自身に言及すること」を意味する語として、特に論理学・哲学・言語学の分野で19世紀以降広く使われるようになった。自己言及のパラドックス(「この文は偽である」など)は古代ギリシャの時代から知られている。