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Ambivalence

定義 / Definition

相反する感情や意見を同時に抱くこと。ある物事に対して、肯定と否定の両方の気持ちが共存している状態を指す。日本語では「両価感情」や「アンビバレンス」とも言う。

発音 / Pronunciation

/æmˈbɪv.ə.ləns/

例文 / Examples

She felt a deep ambivalence about leaving her hometown.
彼女は故郷を離れることに深い葛藤を感じていた。

His ambivalence toward the promotion was understandable, as it required relocating to a city far from his aging parents.
昇進に対する彼の複雑な心境は理解できるものだった。なぜなら、年老いた両親から遠く離れた街への転居が必要だったからだ。

語源 / Etymology

ドイツ語の Ambivalenz に由来し、1910年にスイスの精神科医ブロイラー(Eugen Bleuler)が精神分析の用語として造った言葉。ラテン語の **ambi-**(両方の)と valentia(力、価値)を組み合わせたもので、「二つの相反する力が同時に存在する状態」という意味を持つ。もともとは精神医学の専門用語だったが、やがて日常的な英語にも広まり、単に「迷い」や「揺れる気持ち」を表す言葉として使われるようになった。

関連語 / Related Words

文学作品での使用例 / Literary Usage

  • 『ハムレット』(William Shakespeare) — ハムレットの復讐に対する態度は、ambivalence の典型例として文学批評で頻繁に引用される。行動すべきか否かの間で揺れ動く姿が作品全体を貫いている。
  • 『ダロウェイ夫人』(Virginia Woolf) — 登場人物たちが社会的な役割と内面的な欲求の間で感じる ambivalence が、意識の流れの手法を通じて繊細に描かれている。
  • 『日の名残り』(Kazuo Ishiguro) — 執事スティーブンスが過去の選択と感情に対して抱く ambivalence が、物語の核心を成している。
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